
右手の木々の辺りが三叉路から西に伸びる道だろう。
遠くまで行くことが、まずは目的なので、この道を行く。

草に覆われているので細い道に見えるが、ずうっと続いている。

また広い石畳になってきた。

奥の木立を目標に歩いた。
ううむ、美しいファサードが現れてしまった。

ここは共和国を讃える神々を祭った神殿群があったところで、ヘルメスもその神の一人だ。
でも、中に入る時間はない。
そうしたら、広い空間にモザイクが現れた。

Mensores、計量職人たちのホールという場所だ。
オスティアの貿易の中心である穀物の計量作業がはっきりとわかるモザイクは貴重だ。
左側には穀物の袋を担ぐ奴隷が描かれている。

背の小さい人物が枝のようなものを下げている。絵画上のサイズで子供ではない。
これは枝葉ではなく、穀物の袋についていた木札で、9つある。
モザイクには余計なものは描かれていないので、9という数字に意味がある。
9袋で計量器がいっぱいになったと思われる。
右側は計量器と計量職人たち。左の男が持っているのも棍棒ではなく、計量道具だ。

組合広場に多く描かれていた計量器の実寸がこれでわかる。
穀物の袋9個分にしてはまだ小さく描かれているかもしれない。
さて、面白いのが上に書かれている文字だ。
V・・・SEXHAGIHIと読める。

SEXはみんなの好きなセックスではなく、古代ローマの単位SEXTARIUS(SEXと省略)である。
1パイントに相当する。
となるとその前にあるVはローマ数字の5で、
消えているところに100を表すC・・か1000を表すM・・があったと思われる。
一袋でも400〜430セクスタリあるのだから。
500セクスタリでは中途半端だから、VMSEX、5000セクスタリ。
ジェラール・ミノーの解読では、
H(odie)
AGI(tata)
Hi(c) というラテン語に相当する。
HODIEはカンタータの題でもある、THIS DAY
AGITATAは、成し遂げた
HICは、此処。 vos es hicがYou are hereである。フランス語の此処はiciで近い。
全体的には、[今日ここで5000セクスタリを成し遂げた]
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こちらがアレクサンダー。
