夏時間が続いているおかげで夕方が明るい。ちょっと歩いてクワットロ・フォンターネの彫刻を見てこよう。
バルベリーニ広場から坂を上りきったところにその4辻がある。デジカメ片手の観光客が記念写真を撮るために4つの彫刻の前を移動するのだが、信号が変るたびに車がどどっどっと走る。じっと忍耐して人も車もいなくなるのを待った。
最も人気のあるのはこの美しい彫像だ。白鳥がいるからレダだろうか?

しかし、この女性は白鳥を愛撫せずに、ライオンに冠を載せている。偉い人なのだろうか? 本によるとジュノだという。
場所を変えて撮ってみると、怖い顔で睨まれてしまった。

確かにレダではない。嫉妬深いゼウスの妻であった。鳥は下手だから白鳥かと思ったが、孔雀である。
もうひとりの女性はすやすや眠っている。これはディアナだという。

左側にいるのは猟犬だし、上には森が描かれているが、弓矢を射るディアナではない。でも、実はディアナは内気で、夢で恋したりするかわいい人なのだ。
男性のほうはアルノ川とテヴェレ川を表している。どちらがどちらかしら?

擬人化されていてほとんど判らないが、中央の樹は果樹だった。北のアルノ川よりテヴェレ川のほうが暖かく果物が豊富だから、こちらがテヴェレ川。狼がいるのはローマの起源の狼?
こちらは葦が描かれている。残りのアルノ川ということで。

でも、寒いアルノ川にライオンがいる・・・・。
クワットロ・フォンターネはこの道が造られたときに、同時に作られた。有名な彫刻家の作品ではないけれど、ローマでは誰でもこのくらいできたのかもしれない。
この頂上からはピア門と3つのオベリスクが見えるように設計されている。一番近くはクリナーレ広場のオベリスク、次がスペイン広場のオベリスク、そして、なんと今朝見たサンタ・マリア・マッジョーレ広場のオベリスクも見える。広場は大聖堂の向こう側にあるのに!
帰りはどの道を通っても下り坂。バルベリーニ広場から2分のホテルに戻ってしばらくすると、ロンドンのK姉さんが到着。10年ぶりに会えて、嬉しくて抱きついた。
夜は近くのジョイア・ミーアで簡単に済ませた。ジョイア・ミーアってどこかで聞いたことがある。あ、愛子さまが行って有名になった那須のイタリアン・レストランだ。クリスマスの時期に行ったからかもしれないが、2度と行かない。
ローマのジョイア・ミーアはローマらしい普通のレストラン。野菜のグリル、パッパデルロはまあまあ。アバッキオは油っぽかった。全部半分づつにして二人で42ユーロ。

