2008年10月27日

ボルゲーゼ美術館のベルニーニの彫刻

10月07日 2日目−1

ボルゲーゼ美術館で見たいののはベルニーニとカノーヴァの彫刻だ。ラファエッロなどの絵もあるが、個人が集めたもので小品だし、ラファエッロを見たければルネッサンスの総本山フィレンツエに行くほうが良い。

さて、以前の2回は、大好きな[ダヴィデ]をうっとりと眺めていた私だが、もう見すぎて飽きた。今回は、今まで敬遠していたレイプもの(爆)が新鮮に感じた。

[アポロとダフネ](絵葉書から)

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ダフネの凄い形相も、手の先から枝が生え、つま先から根が出るところも余り好きではなかったが、なぜか太腿が樹の幹に変っていく地味なところに惹かれた。

ベルニーニはこういう瞬間を良く捕らえている。天才だ。

そして、同じく、女が襲われる[プルートとプロセルピーナ]

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この彫刻も女の形相が怖くてまともに鑑賞していなかったが、プルートの指が太腿に食い入ったところが凄いと思った。大福餅を指で半分に割るときのような痕がどうして硬い大理石で作れるのだろう。天才だ。

そして、このバカみたいな顔をした女も、そのせいで気味が悪いと思った。

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でも、この像が[真実]の擬人化であると知って、なぜ素っ裸か、なぜ布が変な形をしているか、わかったのだ。真実とは何も覆い隠さないことなのである。まとっていた布が投げ捨てられたこの瞬間、真実が明らかになるのだ。

とはいえ、画家が[真実]を描きたい理由は、何もまとわない裸体を描けるからよね。

ボルゲーゼ美術館。快晴。

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初めて裏の庭園に廻ってみた。ブルーのサルビア。

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白いサルビア。

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フォーマルガーデンでは、今回、一番気に入った植栽。

中央の噴水。快晴ですべてが美しい。

2008年10月16日 027g.jpg

この後、K姉さんの会社のローマ支店に寄ってからヴィラ・ジュリアニに向かった。
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posted by iconologist at 19:46| Comment(0) | '08 ローマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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