2014年03月18日

サンタ・マッジョーレ教会、アプシスのモザイク画(2) 下段と上段

2012年3月24日、 サンタ・マッジョーレ教会のアプシスの下段にはマリアの生涯が描かれているが、ここでも高い主祭壇が邪魔をしていて、真後ろ(中央)にあるマリアの死(被昇天の前)は全く見えなかった。

かろうじて隅の絵が見えるが、左隅は生誕のようだ。

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右隅はイエスの割礼のようだ。白い桶に血が溜まっている。

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上の様式化されたモザイク画と比べると稚拙な感じがする。場所が狭いからか。

周りのモザイク画をデザインした人は中央とは違うかもしれない。

上部にはヨハネの黙示録のシーンが描かれている。

虹色の天国の雲の中には右は牛のマタイと鷲のヨハネ、いつもこの順序で描かれる。

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下は24人の長老たち

バンドには鳥や花が描かれ、ち密なモザイク画である。

左隅は人間のルカしか見えないが、左にライオンのマルコがいるはず。

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ルカの右側に棒が立っているのは天国を表す7本の燭台

中央には玉座に子羊がいる。その下段のバンドの中にキリストのモノグラムが見える。

XとPの組み合わせ、Chi−Rhoだが、両側にΑとΩが描いてある。

全能の神の「我は始まりであり終わりである」という意味だが、キリストに付加されると、全能者キリストとなる。このアプシスのキリストは全能者キリストなのである。

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玉座の下に7つの封印の本があるが、子羊が手にしているのは、いつもの「我は光なり」とかいうフライヤーだろうか。

それとも、封印のひとつを開けたところだろうか? まさか・・

7つの封印は7つの目と7つの角を持った子羊によって開けられると書いてあるが、今までそういう絵を見たことがない。7つの目も角も何かの比ゆなのかしらん。

posted by iconologist at 14:53| '12 ローマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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