2008年02月08日

古代後期ローマン・モザイクの解読@カサーレ荘 V-B

Corridor of the Great Hunting 大狩猟の廊下 (右半分)

右側は不思議な絵で始まる。ライオンが子供の入っている玉を舐めているように見えるが、子供にしては小さすぎる。

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これはこの狩の中で唯一の想像上の絵で、子供を捕った狩人がガラスの玉を投げ、ライオンはそこに映った自分の姿を子供だと思っていつくしんでいるのだ。狩人はその隙に逃げたという。

豹がライオンに変わるだけで、他は左側のコンセプトと同じである。

2人の狩人。左の男の服には卍がついている。古来から吉兆を表すものだ。盾には動物も描かれていておしゃれである。

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右の男に何かを指差している。

そこにはライオンがいる。捕まえたばかりのガゼルをしっかりと抱いて、人間を威嚇している。

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下の段では運搬がはじまる。奴隷が荷車を押す。あ、黄色いマントを付けているので奴隷ではないかも。

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奴隷が牛に鞭をいれる。この人は奴隷だろう。

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奴隷が牛を引く。ううむ。この人もマントがあるから奴隷ではないかも。でも、馬に乗る人たちよりランクが下です。

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馬に乗り、盾を持って監視する狩人たち。

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象の乗船。かわいい顔。

CIMG1703.jpg

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象の下船。右上に波がある。

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こうしてさっきのローマの3人の役人の図に繋がります。

大狩猟の廊下、左半分を見る

インデックスカサーレ荘概要のページにあります。
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posted by iconologist at 17:42| Comment(0) | '06 古代ローマン・モザイクの解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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