2006年04月06日

セジェスタのギリシャ劇場で咲く花 March'06

またやって来ました、ギリシャ劇場。今度はセジェスタ。やはり丘のてっぺんで、抜群の眺めのところ。



ここまでの道は木一本もないかんかんで照りの道。私たちは運良くバスが取れたので往復とも楽をしたが、夏にはバスでも苦しいだろう。ギリシャ劇場の脇のこんな石ころだけの土地に桃が満開だった。思わず、[頑張れ!」と声をかけたくなる風情。




私たちは白っぽい花を見ると桜だ!と思うが、桃だという。イタリアは実の食べられない花木は植えないのかもしれない。

ここで黄色い花といえば、フェンネルだ。フェンネルにも種類があるのだろうが、巨大である。花が咲く前の茎と蕾は鳥の首と頭のようです。



このようにぼうぼうに生えている先の柔らかいところを魚料理に使うのだが、日本でも魚料理には近くにぼうぼうに生えている草を入れれば良いと思う。シソとか。ハーブはわざわざ育てるほどのものじゃないです。

この下の斜面にはフェンネルの間に花畑が広がる。



青い花は南イタリアでポツポツと咲いていたあのボリジだ。



生クリームの上に飾られるより、乾いた石灰土(土が見えない!)の上に咲いているのがふさわしい野の花なのだった。これだけ石灰が多ければ青い色が冴えるわけです。

オレンジ色のほうはこの花。



花びらが柔らかく丸まっていて一見ケシのように見えるが、違う。どなたかご存知だったら教えてください。

これでイタリア旅行の植物編が終りました。草花は季節ものなので急いでアップしたけれど、あとはぼちぼちと書こうと思う。





posted by iconologist at 12:14| Comment(0) | '06 南イタリアとシチリアの野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

タオルミーナの春 March '06

ギリシャ劇場はどこでも石灰岩の丘の頂上に作られる。なぜかというと石段を積み上げるのではなくて掘り下げて座席を作るからだ。頭が良いですね!

だから、どこでも直射日光を浴びて黄色い花が生き生きと咲いていた。匍匐性のマメ科の花? 



ギリシャ劇場はタオルミーナの街の東端にある。ここから西端の修道院の庭を外から眺めに行った。ここはホテルになっていて前に泊まったが、庭は裏からでも十分に見られる。

戻る道から望遠で撮ったギリシャ劇場。ギリシャ劇場の左下が今回のホテル。最高の2泊!



散歩道から下を見たところ。タオルミーナの街が高いところにあるのがわかるでしょう。ギリシャ劇場は左の木の陰です。ここまでは気持の良い散歩。



ここの往復だけでけっこう時間がかかるが、実は目指したのは右下にある小島。展望台からはずっと石段を下り続けていく。苦しい散歩。

あ、そうそう、ここは映画[グランブルー]の舞台になったところです。小島の上に丸い屋根の建物があるが、その下の海に張り出したよしず張りの屋根のレストランが、ジャン・レノが現れて「エンゾ!」と声がかかったところ。小さい水色が見えるかしら? そこがプールです。レストランはもちろんホテルも冬季は営業していません。

石段を降りる観光客はめったにいません。そんな物好きな人はいない。でもね、こうでもしないとこのような素敵な光景は見られない。ロープウェイで往復して島を見ることはできるけれど、このアングルは無理です。だから、疲れ果てて撮ったこの写真をだまって持っていかないでね!!



サボテンの花がポチッと。 赤い花は似たものが都営住宅に群生していて少しもらって庭に植えたらはびこって困ったっけ。

イタリア在住の方が「あ、フィキリンディアが咲いている!」とコメントしてくださったので、赤い花はフィキリンディアらしい。が、fikirindiaというサイコミュージックのグループしかWEB検索には引っかからなかった。

[追記] 載っていないわけです。mahoさんが教えてくださったところによると、フィキリンディアじゃなくてフィキディンディアでイチジクの花のほうを差していたらしい。そうよね、彼女はグルメであって花の専門ではないもの。
posted by iconologist at 15:52| Comment(0) | '06 南イタリアとシチリアの野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アグリジェントの春 March '06

[神殿の谷]というのは実際は谷ではなく小高い丘である。人々の住んでいた地区の反対側にあたる神殿群の南側には墓所があった。その向こうは傾斜地で野の花畑が続いていた。



背の高い黄色い花はキク科のいわゆる雑草だ。誰が種を撒くでもなく毎年咲いて死者を弔っている。紫とピンクのマメ科の花がかわいい。私はマメ科の花が好きだ。

キク科でも、つわぶきの花のような光沢を持った花もあった。



キクに似ているがこれはキンポウゲ科のリュウキンカ。庭師さんが作ったロックガーデンみたいです。



菜の花のお浸しにできそうなアブラナ科の花もあった。



親しい花に出会うとほっとする。
posted by iconologist at 14:41| Comment(0) | '06 南イタリアとシチリアの野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

イタリア南端の野原 March '06

ここはレッジョ・ディ・カラーブリア。家の屋根の向こうはメッシーナ海峡、その向こうにはシチリア島が見える。



向こう側の黄色い花の正体はこちら↓。オキザリス属セルヌア種。南アフリカ原産で南欧には帰化植物として自生している。日本の道端で小さなピンク色のオキザリス属らしきものを見るが、こちらはフりージャーくらい大きい。



手前の黄色い花の正体はこちら↓。 名前は解りません。



近くを見ると黄色い花だけではなく、カラスのエンドウみたいなピンクの花も咲いている。でも葉が違うからカラスのエンドウではなく、一種のマメ科です。



ところどころにボリジの青い花が咲いている。固めてケーキの上に乗っかっている花。昔から薬草として使われていて強いらしい。ボリジは酸性土で青くなるからここは火山性の土地で酸性なのかもしれない。



もちろん、タンポポだって高低さまざまなものがあった。



もちろん、アブラナ科の植物もあった。



おじさんたちはこの全ての黄色い花を総称して「あ、菜の花が咲いている!」と歓声をあげていた。アブラナ科といえば3200種もあるから十字型のものは全部アブラナ科と言っておこうっと。



posted by iconologist at 15:47| Comment(0) | '06 南イタリアとシチリアの野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポンペイの春 March '06

3月20日 ポンペイの遺跡の金網の向こうに水仙が咲いていた。



桃の花が咲きかけ、金網に留められた蔓バラの枝から赤い新葉がでている。

後から発掘された秘儀荘(Villa dei Misteri)にはブルーの花が咲き乱れていた。発掘される前はこの煉瓦の屋根の上にも野の花が咲いていたのだろう。



前にうちのテラスで茂っていたローズマリーの株は大きかったけれどその5倍くらいあります。
posted by iconologist at 15:07| Comment(0) | '06 南イタリアとシチリアの野の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
,
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。